【葛飾区】金町で絵が動き出す…!? 石黒サンペイ個展「動く絵画展」1月22日(土)開催です
絵画展、というと壁にかかった絵をながめて「うんうん、この絵はすてきだね~」なんて思って帰るもの。だと思いますよね?
そんな常識を根底からひっくり返す、世にも珍しい絵画展が金町で開催されますよ!
絵が動くってどういうこと!? 動いてしゃべって踊りだす「動く絵画展」
我らが号外NET葛飾区に、ある日とあるイベントのお知らせが舞い込みました。
イベントタイトルは「石黒サンペイ個展 動く絵画展」。…動く?
俄然興味をそそられた筆者、さっそくお話を伺うことに!
こちらのほがらかな方が主催の石黒サンペイさん。
いで立ちがただの人ではありませんよね。この方いったいどういう方なんでしょう?
え、明らかに絵描きさんではない。この方、芸人さんじゃありませんか!
石黒さん、実は芸歴豊かなベテラン芸人さんだったんです。
一般社団法人 東京演芸協会会員・日本子供文化学会会員
出身:山形県山形市 学歴:星薬科大学優秀な成績で中退
趣味:水泳、くちぶえ 免許:社交ダンスインストラクター
好きなもの:ご祝儀 身長体重:177㎝ 80k大学在学中に軽演劇を経て、昭和58年より5年間、チャップリンをめざし、日本マイム研究所において、パントマイム芸を取得。
以後マジック、日本伝統曲芸、トークなど幅広く芸を広げ、オリジナルなコメディーショーを確立し、全国に笑いをふりまくる。
現在、日本のみならず、海外進出をはたしている。※ホームページより抜粋
芸歴30年以上、芸技100種類以上! まさに「演芸のデパート」。すっごい芸人さんだったんですね。
その石黒さんがなぜ「絵画展」を? しかも「動く」っていったい??
ますます謎は深まるばかり。もっと突っ込んで伺ってみます!
息子の紙芝居師デビューをきっかけに作家活動を開始
芸人さんの傍ら、画家としても活動を? と伺うと「いえ、絵の方はまったく素人で…」と石黒さん。
「実は息子のヨンペイが紙芝居師としてデビューしまして、その作品をわたしが作り始めたんです。」
そう、何を隠そう石黒さんは息子さんも芸人さん!
高校1年生でありながらすでに芸歴10数年という高校生芸人「石黒ヨンペイ」さんなんです。
そのヨンペイさんが紙芝居スキルも手に入れ、2021年5月には浅草の路上で紙芝居師としてデビュー。
じゃあその紙芝居、作っちゃおう~ということで、完全オリジナルの紙芝居をお父上のサンペイさんが作り始めたのがきっかけだったんですって!
今回は、その紙芝居作品を中心とした絵画展となるそうなのですが…?
「どうせならその紙芝居を、自分で動いてやってみたら面白いかなと。それで『動く絵画展』にしてみました。」
いつもはヨンペイさんが紙芝居として上演されているものを、作者(サンペイさん)自らが身体を使って表現しようという、もちろんサンペイさん自身も初の大胆な試み! 芸歴30年のベテランだからこそのアイデアなんですね。
この初の試み「動く絵画展」の誕生の瞬間、ぜひお立合いになりませんか! イベント詳細はこちらです。
サンペイさんのパフォーマンスにヨンペイさんの紙芝居も楽しめるこの絵画展。
12:00~15:30となっていますが、タイムテーブルは特に決まっていないそうなんです。
え、じゃあもしかして、この絵のお話を聞いてみたいよ~とお願いしたらそれをやってくださったり?
「あ、もちろんやります。リクエストがあればお応えしますので、ぜひ!」
なんとお客さんのわがままを聞いてくれちゃう観客参加型! ということで、いったいどんなイベントになるのか実はサンペイさんご自身も蓋を開けてみないとわからないそう。
まるでビックリ箱みたいなこの絵画展、ぜひお子さんと一緒に楽しみに行ってみませんか♪
イベント詳細及び問い合わせ先は、先に掲載のフライヤー画像をご参照ください。
地図は会場となる【金町 こころみ亭】です。