【葛飾区】おかえりなさい! 約1年ぶりの営業再開・新小岩「珈琲 レイク」で昭和なランチをいただきます
喫茶店の「珈琲レイク」が再開しました。
(中略)
おばさま一人で切り盛りしているので、ぜひ取り上げて欲しいです。
歴史やリニューアルの経緯なども教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。
と、このような情報提供メールをいただいたある日の筆者。
これは筆者の大好きな喫茶店の話題ではありませんか♪ さっそく、自転車を駆って新小岩へ行ってきました!
新小岩で37年「コーヒーショップ レイク」が帰ってきた!
さて、お知らせをいただいたお店は平和橋通り沿い「スギドラッグ 西新小岩店」のお隣で長年営業されてきたという「コーヒーショップ レイク」さん。
それがもう少し南のパン屋「Lyon Rise(リヨンライズ)」さんの角を入ったあたりで営業再開されたらしい…と、この辺かな?
おっ、あれに見えるは「KEY COFFEE」のスタンド看板。
あちらにちがいありません。
「コーヒーショップ レイク」改め、「珈琲レイク」! あざやかな黄色い看板が、街並みにも映えていますね。
モーニング時間帯はすでに過ぎ、今はランチタイム。筆者ばっちりおなかを空かせてきましたよ。
生姜焼きにハンバーグ、カレーにピラフにナポリタン、王道の昭和喫茶店メニューがずらり! 見ているだけでもテンション上がっちゃうなぁ…。
ではお邪魔しま~す。
と、手前のガラス戸が入り口かと思ったらそこには自転車が(お店の自転車置き場ではありません)。お店入り口はその向こうのドアからどうぞ。
移転オープンから間もないらしい「珈琲レイク」さん、店内はすっきりとさわやかなおしゃれ空間です。
さ~て、何にしようかな♪ ランチのほか、トーストにサンドイッチ、ケーキセットの王道喫茶メニューがありますよ。
昭和な喫茶でランチ、どれも気になるけど、しばらくご無沙汰していたアレをいただいちゃいましょう!
昭和のピラフはかくあるべき! 「珈琲レイク」のシーフードピラフ
令和のみなさんは「ピラフ」が洋風の炊き込みごはんであることはご存じかと思います。
が、昭和の時代はちがいました。
昭和の「ピラフ」は、ずばりコレ!
いり卵に炒められた玉ねぎ、ピーマン…そう、昭和のピラフは「中華味でないチャーハン」だったのです。
これこれ、これが食べたかった!
ランチセットにはスープとサラダ、食後にコーヒーか紅茶がつきますよ。これも喫茶店ランチのお約束ですね。
「レイク」さんのシーフードピラフは、あっさり塩ベース。イカ・アサリ・小エビのシーフードミックスだけでなく、ぷりっぷりのむきエビも乗っかっているのがうれしい~♪
いただきながら、ママさんにお話を伺いました。
「オープンは、昨年(2023年)の12月8日(金)だったの。それまではスギ薬局さんのお隣にお店があったんです。37年営業してたんですよ。」
なんと、37年も! それはみなさん、営業再開を喜ばれたでしょうね。
「建物の取り壊しで立ち退きになっちゃったんだけど、それから物件がなかなか見つからなくて。閉店が(同年)1月だったから、1年近くお休みしましたね。」
現在も古くからのお客様が多くいらっしゃるんですか?
「そうですね。でもお年寄りが多かったから、遠くなっちゃった方はもう来られないわね。ホラここ、バス停とバス停の中間だからちょっと歩くでしょ。」
以前は目の前がバス停だったのよ、と朗らかなママさん。100歳のお客さんもいたのよ、ですって!
お話をしているうちにも、常連さんらしきお客さんがどんどんやってきます。こぢんまりとしたお店でママさんお一人の営業のようですが、とっても活気があってたのしい雰囲気♪
混んできたので、コーヒーをいただいて筆者はお暇しますね。おいしいランチとすてきなお話を、どうもありがとうございました!
店舗情報はこちらでご確認いただけます。
場所はこちらです。
今回も貴重な情報をありがとうございました!