【葛飾区】立石は一日にしてならず! 日本ガチャガチャ協会代表に訊く「地元ガチャへの想い」とは
先日ご紹介した、立石の街をお散歩中に偶然見つけたすてきなモノ。
筆者の大好きな「ガチャ」に立石の街がぎゅぎゅっと詰まった、その名も「地元ガチャ 立石」!
ひと目で心を奪われた筆者ですが、リサーチするうちに「地元ガチャ」の秘密を握る謎の組織(?)「日本ガチャガチャ協会」にたどり着いたのでありました。
ガチャ愛からうまれた協会 日本ガチャガチャ協会って?
「地元ガチャ」のブランド名を頼りにリサーチを進めた筆者は、その陰に「日本ガチャガチャ協会」なる団体の存在を知るに至ります。
そのホームページにはこんな記述がありました。
私たち一般社団法人「日本ガチャガチャ協会」では、「ガチャガチャの力」で世界の人々に笑顔を届ける活動をしています。
「ガチャガチャがある国は平和です」、街の人達をみんな笑顔にしたいと考えています。
この協会が「立石地元ガチャ」にどう関わっているのか、どうしても知りたくなった筆者は「ええい当たって砕けろ!」と代表者様を直撃。すると「あ、いいですよ~。」とあっさりインタビューをご快諾いただけたのです。
数日後、筆者は日本ガチャガチャ協会代表理事・小野尾さんと、画面越しの対面を果たしました!
立石は「第2の地元」 代表理事はこんな人!
「こんにちは~。今日はよろしくお願いします。」
と、朗らかにご挨拶くださったのは、日本ガチャガチャ協会代表理事・小野尾さんです。
先にいただいていた小野尾さんのプロフィールには、立石に実になじみ深いあの名前が。
1994 年にガチャガチャ大手株式会社ユージンに転職。
その後、大手玩具メーカーの株式会社タカラトミーアーツを経て、
2019 年に独立。※ご提供資料より抜粋
「ユージン」「タカラトミーアーツ」…そう、いずれも立石にルーツを持つ会社。独立されるまで、小野尾さんはここ立石の地で30年近く、ガチャビジネスに携わり続けた方だったのです!
「立石は、僕にとっては第二の地元なんですよ。」と話す小野尾さん。
独立後、小野尾さんは日本初のガチャコンサルタント会社「築地ファクトリー」を設立、さらに「日本ガチャガチャ協会」も設立し、ガチャの歴史を紐解いたり、ガチャ作りのお手伝いをされているそうです。「地元ガチャ」は、まさにその中で生まれたブランドだったんですね。
「プロデュースしている中でもう一つ『街ガチャ(in 船橋)』というのがあるんですが、こちらは範囲が広いんですね。『地元ガチャ』は、もっと狭いんですよ。狭いですが、深いんです」と小野尾さん。「地元ガチャ」をこう紹介されていました。
「地元ガチャ」は地元の方だからこそ知っているディープな部分に異常な愛情を注ぎ制作した少し変わったガチャになります。
更に濃い場所をチョイスできるのではないかと思っています。
なるほど…そういうコンセプトの違いがあったんですね。確かにあのキーチェーンのラインナップ、深いです(笑)。
変わりゆく立石のすがたを残したい…地元ガチャに託す立石への想い
そんな地元ガチャの、立石は最初のテーマとして選ばれました。そこには変わっていく立石への、こんな想いがあったのです。
立石駅前の再開発が本格化してきました。
立石のアイコンである店舗をガチャ通じてメモリアルとして残していきたいです。
ここにタカラトミーの子会社ユージンがありました。ユージンは、現在どこにでもあるガチャガチャマシンの原型になる筐体を生み出し、世界までも設置されるまでになりました。
この立石が現在あるマシンの原点でもあり、聖地なのです。
※「ガチャガチャラボ」記事より抜粋
先日「広報かつしか1月15日号」1面で、立石駅前への区役所移転が大々的に発表されました。
【広報かつしか1月15日号を発行しました】
1面は「区役所の移転が決定しました」です。
◆その他のトピックス◆
・新型コロナウイルス感染症に伴う傷病手当金の適用期間を延長します
・新型コロナワクチン情報
・葛飾区認定製品販売会「かつしかミライテラス」
詳しくは→https://t.co/8kl5OKoPt3 pic.twitter.com/sgAkEa3K57— 葛飾区 (@katsushika_city) January 12, 2023
これから立石の街は、加速度的に大きく姿を変えていくことになります。
「立石は一日にしてならず」
センベロの街として全国的にも有名になったこの立石は、言うまでもなく葛飾区のひとつのシンボルであるとともに、そこに暮らす人々に癒しをくれる街です。
その街の歴史を、「ガチャガチャ」を生んだ立石だからこそ「ガチャガチャ」で残す意義がある。
小野尾さんへのインタビューで、筆者は強くその想いを感じました。
現在「地元ガチャ立石」は第二弾を企画中! リリースは夏ごろとのことですが、今回ガチャに入っていない「ディープな立石」はまだまだたくさん残っています♪
号外NET葛飾区でも「地元ガチャ」とともに、変わっていく立石の姿をこれからも追っていきたいと思います。
日本ガチャガチャ協会のホームページはこちらです。
小野尾さん、今日はお話をありがとうございました!