【葛飾区】黒の美しさを追求するフランス菓子 新小岩「Patisserie QuroNoir パティスリークロノアール」
そのお店を知った時、筆者はこう思いました。
「Patisserie QuroNoir…黒、Noir…真っ黒じゃん(笑)」と。そうです最初はそんな意味があるとは知らなかったんです。
ホントに真っ黒だったとは!
ウワサの真っ黒スイーツ、遅ればせながら初体験してきましたよ♪
昭和感あふれる商店街に、小粋な洋菓子店
「Patisserie QuroNoir パティスリークロノアール」
やってきました、新小岩みのり会。
実は記事として紹介させていただくのは初になるんですね…理由は、ほんのちょっと駅から遠めだから(汗)。
新小岩周辺は、大きな「ルミエール商店街」だけでなくこうした小さな商店街があちこちにありますよね。つくづく、探索し甲斐がある街です。
昔ながらの八百屋さんやパン屋さん、焼鳥屋さんなどが並ぶ昭和感あふれる商店街に、突如現れるパリの街角。
こちらが、「Patisserie QuroNoir パティスリークロノアール」さんです。オープンは2021年1月。やっと伺うことができました!
モノトーンの外観にグリーンが映えますね。
おじゃましま~す…と店内に入ると、噂通りそこには真っ黒スイーツがずらり!
ドライフラワーがそこここにあしらわれたナチュラルなインテリアが、黒の美しさを引き立てているようです。
わぁなんておしゃれなケーキ!
黒に赤い花びらをあしらった情熱的なガトーショコラ…ため息をついてしまうほど、美しいです。
が、すこし大きい?
「ケーキは3号サイズになってまして、2~3人で食べるのにちょうどくらいですね。」
と、お店の方が。
そうかぁ~…食べたいけど一人では無理かぁ…と悩んでいると、「今日は何かお探しでしたか?」と再びお声がけくださいました。
ずらりと並ぶ真っ黒スイーツたちを丁寧に説明してくれるおにいさん。実は「黒いスイーツのお店の人って、ちょっととっつきにくそう」なんて勝手な想像をしていたのですが、その気さくなことといったら! ついついあれもこれも、いろいろと聞いてしまいました。
さてその中から筆者のハートを射止めたのは…? 帰ってさっそく、実食です!
一色ではない「黒」の味わい深さ…
筆者がいただいてきたのは、こちらでした♪
まずは口コミでも大評判のこちら、シュークリーム!
ざくざく食感のシュー皮は黒が際立つブラックココアに、上にかかっているのはナッツかな? と思いきや、黒白の胡麻を練り込んだチュイル(うす~いクッキー)生地を絞ったものなんですって! ものすごく手が込んでます。
中にはしっかりめのカスタードがぎっしり…期待に胸を膨らませ、いただきます!
わ~…うまっ!
やさしいながらもしっかりした甘みのあるカスタードクリームに、ちょっぴりビターなシュー皮のざくざく感がやがて一つに溶けあっていく、この感じ。
一言では言いあらわせないこの複雑な味わい、これは「食べてみてください」としか言いようがないです。食べてみてください。
そしてもう一品、いただいてきましたよ♪
瓶に入ったこちらはなんでしょう…チョコプリンが有名なクロノアールさんですが、これ、ちがいますよね?
「こちらの『パレット』は、ブラックココアで真っ黒に焼き上げたブリオッシュを、白いプリン液に漬けこんで焼いたものなんです。ちょっとフレンチトーストみたいなお味ですよ。」
へぇ~おもしろい! とひとついただいてきました。
チョコレートのソースに、柑橘の香りと甘酸っぱさがアクセント。プリン液で「ぷるん♪」とした食感に生まれ変わった、ビターなブリオッシュが楽しい!
これは新感覚のお菓子ですね~とってもおいしかったです。
「黒さ」の研究を重ね続ける「黒専門スイーツ店」
クロノアールさん、Instagram公式アカウントがありますよ。
こちらには美しい黒スイーツの写真がいっぱい。見てるだけでもしあわせ…♪
シェフはフランス菓子の修業をされた後、製菓材料メーカーでとことん材料の研究をされ、「黒」を極めたという方。
今でも黒いスイーツの研究を日々行っているというから、黒×スイーツへの愛は筋金入りですね。
これからもどんどん進化を続けられるであろう「Patisserie QuroNoir パティスリークロノアール」さん。目にも新しい美味しいスイーツ、またいただきに上がります!
店舗情報はこちらをご確認ください。
Instagram Patisserie QuroNoir パティスリークロノアール
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