【葛飾区】密着「劇団よしもと葛飾座・第8回公演への道」最終回・そして伝説へ…の巻

吉本興業×葛飾区の区民劇団企画「劇団よしもと葛飾座」第8回公演へ向けての密着取材。

4回にわたりお届けしてきましたが、ついに最終回です。

そう、いよいよ本番の幕が上がるのです…!!

第8回劇団よしもと葛飾座公演案内ポスター

3か月間の集大成「劇団よしもと葛飾座」いよいよ本番へ

やっと桜の花がほころび始めた、2024年3月30日(土)

朝からここ「テクノプラザかつしか」は、きりっとした緊張感と高揚感に包まれていました。

劇団よしもと葛飾座発表の掲示

朝のロビーで劇団員と顔合わせ

2023年12月のオーディションで選ばれた区民劇団員が、いよいよ舞台に立つ日。少ない稽古回数で精いっぱい作り上げてきた作品を、お披露目する日です。

ホール入りした劇団員、準備もそこそこに、まずは舞台で最終チェック。

舞台稽古の様子

そしてその合間にも、ギャグの合わせを入念に!

やはり「吉本新喜劇」の名を冠する舞台ですから「笑い」がキモ。その一発でどれだけ笑わせられるか…間合いや動きをとことん詰めていくんですね。

本番前に動きをチェック

リハーサルを終え、劇団員が準備を始めるころには、観覧チケットに当選したお客様が会場に現れ始めます。

そして迎えた開演!

まずは青木区長の激励をいただき、続いて吉本興業の人気芸人さんたちのお笑いライブで、客席はぽっかぽかにあったまっています…さぁ、いよいよ「劇団よしもと葛飾座」の出番です!!

笑いと涙で葛飾区を描く!第8回公演「まさにこの世は人生ゲーム」

今回の物語は、葛飾区が誇る世界のエンタメ・タカラトミーの「人生ゲーム」を題材に、葛飾区に暮らす人々が繰り広げる人生ドラマです。

その舞台となるのはおなじみ・公園の屋台うどん店!

おなじみのうどん屋台

さぁ、どんな物語なのか気になりますよね~。え、もう終わっちゃったし観れない?

安心してください。現在YouTubeにて本公演が期間限定配信中、そして視聴はなんと無料!

第8回・劇団よしもと葛飾座公演「まさにこの世は人生ゲーム」

配信期間は2024年4月5日(金)~5月6日(月・祝)まで。まるまる1ヶ月間、何度でも観ることができますよ。

どうぞお見逃しなく!

公演を終えて…まだまだ続く「劇団よしもと葛飾座」!

いや~、笑った笑った!! これまで密着させていただいて、お話を聞いたみなさんが舞台でどんな風に輝くのかとっても楽しみにしていましたが、始まってみると物語にひきこまれそれどころではありませんでした(笑)。

本番前に練習されていたところもバッチリ大ウケでしたね♪ 大成功おめでとうございます!

本番を終え、一息つかれているお二人にお話を伺ってみました。

本番後のキャストにインタビュー

公演お疲れさまでした。本番はいかがでしたか?

「ありがとうございます。本当に楽しくて、あっという間でした。」

本番で特技を披露されていたIさんは、全8回の公演すべてに出演されている大ベテランさん。

劇団員役のIさんは8回出演の皆勤賞

お隣のKさんは、今回初参加だそうです。

「最初は不安でしたが、ベテランの方にいろいろ教えてもらいながら稽古中もとても楽しかったです。本番は緊張してしまいましたが(笑)。」

初参加のKさん

ベテランさんと初めてのお二人だったのかぁ…とてもそうは見えない、息の合った演技でしたよ♪

その後、撤収の済んだホールではお疲れ様会&修了証書授与式が。

授与式の様子1

授与式の様子2

ともに舞台に立って劇団員を支えられた吉本興業の芸人さんたちから、一人一人に「修了証書」が授与されました。

ず~っと密着させていただいた筆者も、なんだか感無量! みなさん本当に、お疲れさまでした。

そして筆者、終わったら絶対インタビューしようと思っていた方を、直撃。

今回の脚本・演出を手掛けられた、吉本興業の高畠清さんです。

演出&脚本家の高畠清さん

公演お疲れさまでした! お疲れのところスミマセン。お話よろしいでしょうか?

「はい、大丈夫ですよ~。」

高畠さんは、ずっと「劇団よしもと葛飾座」の脚本・演出をされてこられたんですよね。

「そうです。もう8年になりますね。」

こういった、地方劇団活動というのはあちこちでされているんですか?

「はい。全国各地、いろんなところでその地域のみなさんと活動をしています。先日は静岡で公演があって、国崎(恵美)さんも一緒に行ってたんですよ。」

じゃあここ数か月は葛飾区と静岡を行ったり来たり!? 大変でしたね(汗)。

本番の様子1

土地ごとにいろんな特色があると思うんですが「葛飾だなぁ~」って思うところはどんなところですか?

「すごく元気ですね!」

と、即答(笑)。

「特に子どもたちが。それと、長く続けていると経験者と初参加の人とがやっぱり出てくるんですが、新しい方を受け入れる柔軟さがすごくあると思います。」

おぉ、それが葛飾らしさ…! そういうことって、区民自身にはなかなかわからないですもんね。ちょっとうれしいです。

本番の様子2

ちなみに、脚本は書下ろしとのことですが、オーディションで集まった劇団員一人一人に合わせて書かれるんですか?

「そうですね、みんなに見せ場があるように脚本を作っています。

それと『この子は引っ込み思案だから、優しい雰囲気の人と組ませてあげたら心を開きやすいかな』とか、そういうことは考えますね。あと、同じグループにベテランと初参加さんが混在するように、とか。」

なるほど、より劇団としての一体感が増すように、脚本から工夫されているんですね。

本当にすばらしい舞台でした。お話ありがとうございました!

「はい、ありがとうございました。『劇団よしもと葛飾座』はまだまだ続きますので、ぜひ多くの方に参加してもらいたいと思います。お待ちしています!」

集合写真1

最後に、プロデューサーであるよしもとエリアアクション・角田さんのお言葉から。

「僕は(よしもと葛飾座に)かかわり始めて3年目なんですが、毎回青砥駅に降りるたび『帰ってきたなぁ~』という気持ちになるんですよ。ホントに住みたいと思うくらい。

それほど、葛飾区は魅力的な街です。そんな葛飾区のみなさんと、街を元気にする舞台を作り続けていきたいと思っています。

これからも『劇団よしもと葛飾座』をよろしくお願いします! そして配信観てくださいね♪」

はい、こちらこそ今後も楽しみにしております!

密着「劇団よしもと葛飾座・第8回公演への道」、これにて一件落着となります。お楽しみいただけましたでしょうか?

取材・インタビューにご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました!

 

たまねこ

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