【葛飾区】大きな湯船でゆったりお風呂…リニューアルオープンの金町湯さんで過ごす至福の時間
2021年9月、改装工事が終わって待望のリニューアルオープンを迎えた金町の銭湯「金町湯」さん。
号外NET葛飾区でもお知らせしていましたね♪
そろそろお客さんラッシュも落ち着いたかな~という先日、筆者もお邪魔してきました!
実はリニューアル前には行ったことがなかった金町湯、初体験です♪
まるでロケ地? 浪漫あふれる夜の金町湯
やって来ました、夜の金町湯…!
昼の風格ある姿とまた違って、すごく素敵な雰囲気です。ちょっとここだけ別空間ですね。
ドキドキしながら暖簾をくぐると、そこには…。
おぉッとこの子は確か…ゆっポくん!
東京銭湯のマスコット・ゆっポくんが番台で出迎えてくれましたよ。お疲れ様です~(笑)。
ちなみにこちらの番台は、ずっと金町湯さんで普通に使われていた番台。もう最近の方は「番台」と言われてもピンとこないのでしょうね。筆者はギリギリ番台の銭湯の経験がある世代です。
というわけで下駄箱に靴をしまって、奥へ。奥にはお店の方がいるカウンターがあるので、そちらで料金を払って男女それぞれの浴場に向かいます。
ここから先は秘密の花園ですので、筆者が口述でレポートいたしますね♪
80年の歴史と新しい感覚が作るリラックス空間
さて、金町湯は現在、お若い4代目がご夫婦で切り盛りされていらっしゃるとのこと。
今回のリニューアルでも、その若いセンスが随所にちりばめられています。
脱衣所も洗面所もどこもかしこもピカピカで清潔。
リニューアル直後だから、というだけでなくお掃除が行き届いているからですね。お客さんとおしゃべりしながら、こまめにお掃除する若女将さんの姿が印象的でした。
さて、それでは待望のお風呂へ。扉を開けると目に飛び込んでくるのは大迫力の…!
昨日、銭湯絵師の中島盛夫さんが
ペンキ絵を描いてくださいました!
お恥ずかしい話
銭湯一族として生まれ、早30年、今回、初めて現場を拝見いたしました!
絵のことは詳しくありませんが
ダイナミックで繊細な刷毛さばきに感嘆、圧巻の紅富士には鳥肌が立ちました。中島さん、ありがとうございます! pic.twitter.com/8R9OTeEhH2— 金町湯 (@kanamachiyu1943) September 1, 2021
ど~ん! 銭湯と言えば、富士山!
筆者がこの日見ることができたのは晴天の富士山。すみっこには金町のシンボル・ムーミン取水塔が描かれていて、なんとも金町らしいですね♪
壁いっぱいに描かれた迫力のペンキ絵に圧倒されつつ、体を洗ってから湯船にGO!
洗い場奥の湯船は3つに分かれていて、ジェットバス、バブルバス、水風呂がありました。
強すぎないジェットに凝った背中をほぐしてもらい、バブルで全身をぶくぶく…至福のひと時です!
と、ここで筆者のお気に入りポイントを発見。
金町湯 タイルのお話
浴槽周りとサウナ室に貼られ
鱗型、都庁のマークでお馴染みになりつつあるタイルですが
「青海波(せいがいは)」という柄のタイルになります。未来永劫続く幸せ
平安な暮らしへの願いなどの意味合いがあります。早く、笑い声と世間話で溢れる空間に戻りますように‥ pic.twitter.com/BFG3WZrpkS
— 金町湯 (@kanamachiyu1943) September 25, 2021
浴槽周りに配された、鱗型のレトロかわいいタイル!
湯船につかりながら思わずじ~っと眺めてしまいました。こちら「青海波(せいがいは)」という柄で、古~くから愛されている縁起のいい柄なんですって。
こんな感じでいたるところに味のある工夫を凝らされている新生金町湯さん。
一見の価値はありますよ!
ほてった身体を夜風で冷まして… 坪庭でくつろぐ湯上り
気が済むまでジェット×バブルを繰り返してお湯を上がると、久々に体がふんわり軽~くなっていました!
さすがにちょっとのぼせたので、坪庭で夜風にあたります。
坪庭には以前の建物で使われていた瓦が飾られていて、ここでも4代目さんの金町湯愛を感じます。
常連さんたちと若女将さんのほのぼのした会話を聞きながら、身も心もリラックスした筆者。
金町湯さんありがとうございました♪
店舗情報は、Twitter公式アカウントのプロフィールページをご覧ください。
こちらで日々の混雑状況など随時UPされていますよ。
地図はこちらです。