【葛飾区】23年の歴史に幕 立石「葛飾区伝統産業館」が展示販売終了へ…
葛飾区の伝統産業が一堂に集まる、立石の「葛飾区伝統産業館」が店舗での展示販売を終了することがわかりました。
先日、Facebook葛飾区公式ページよりこんなお知らせが…。
店舗での展示やお買い物は、2024年3月いっぱいで終了されてしまうようです。
伝統産業が深く根付く葛飾区。世界に誇れる古くからの美と技が受け継がれてきたまちです。
そんな葛飾区の伝統産業を実際に目で見て、体験して楽しむことができたのが「葛飾区伝統産業館」でした。
筆者もお邪魔していた、お人形の松菊さん。
購入以来ずっと”お風呂のおとも”の「サガラ」さんの棕櫚たわし。
生活に根差したものから、日本の伝統美を受け継ぐ美術工芸品まで「そんなにあるんだ!?」とびっくりしてしまうぐらい、葛飾区は伝統工芸に溢れた町なんですよね。
「葛飾区伝統産業館」では、そんな伝統工芸が集まっているだけではなく、ワークショップ開催など実際に体験もできた施設でした。
展示販売の終了ということは、一般のお客さんが立ち入ることはもうできなくなるのでしょうか。そうなるとやはり、事実上の閉館ということに…とても寂しいですね。
3月31日(日)まで、閉館セールが開催中です。ちょっと高すぎて手が出せなかった工芸品なども、今なら買えるかも。ぜひ足を運んでみてください。
またホームページでは引き続き販売も行われるようですので、そちらも活用くださいね。
後継者不足など様々な問題も抱える葛飾区の伝統産業ですが、利用したり身に着けたり、私たち自身が広告塔になって、その灯を絶やさないよう守っていきたいですね。
葛飾区伝統産業館の場所はこちらです。