葛飾区のみなさんって、文学や舞台芸術にとっても関心があるんだなぁ～…と、筆者つくづく感じておりました。

隔年で全国から作品が集まる「かつしか文学賞」は、舞台化され一般公募のキャストにより上演されます。そして毎年やってくる演劇の祭典「かつしか演劇祭」の開催。

そして忘れちゃいけないのが、「演劇」に「笑」がプラスされた…、

そうです、「劇団よしもと葛飾座」！

区内外から集まった劇団員と、ガチの吉本芸人さんがガチガチのプロ作家・演出家のもとで、笑いの何たるかを全力で体現する区民劇団です。

突然ですが、今回第8回を迎える「劇団よしもと葛飾座」公演、本番までの様子になんと筆者、密着できることになりました。

というわけで、シリーズで初顔合わせからの様子をじっくりご紹介させていただきます！

第8回劇団よしもと葛飾座　始動！

2024年1月某日、テクノプラザかつしか大ホールにやってきた筆者。

「劇団よしもと葛飾座」稽古初日。2023年12月に開催された劇団員オーディションを経て、正式に劇団員として活動する総勢38名の劇団員と、今回ご出演の吉本興業所属芸人さん、そして作家・演出家が大集結です！

円座を組んで自己紹介（特技披露有り）ののち、突然笑いのスキルを試される試練が劇団員たちに課されました。

まずは「お笑いのセオリー」を伝授。吉本新喜劇でおなじみのネタを、順番に演じてみます。

どのグループの発表もしっかり笑えました（笑）。これはクオリティ高いんじゃないですか！？

さて、次のお題はなんと催眠術。「あなたはだんだん眠くなる…目を覚ますとあなたは○○になっています。」と、催眠術師に扮するのは芸人のみなさん。

催眠術にかかった劇団員さんたちは、「○○」になり切り全力で○○を表現！

ぴょ～んと大ジャンプの彼女、お題は何だったかというと…ぜひ、みなさん推理してみてください。答えを聞くと「あ～なるほど！」の大熱演でしたよ♪

稽古2日目　配役決定、からのいきなり立ち稽古！？

さて、初顔合わせから約ひと月。実はこの1か月間で、作家・演出家が集まった劇団員の個性に合わせて脚本を書き上げていたのです。

なんと、完全書下ろし作品…吉本のプロ作家さんが、書下ろし！　それってめちゃくちゃすごいんじゃないですか！？

「じゃあ、台本配りま～す」と、ここでみなさん初めて自分の役どころを知ります。そして2分後、いきなり初見での読み合わせ開始。

まるでみなさん最初から知っていたかのように、スムーズに進む読み合わせ…うっそだぁ、みんな事前に台本もらってたんでしょ？　と疑う筆者に「いや～、こんな役だったんですね（笑）。」と劇団員さん。え、ホントに初見だったんだ（汗）。

ところが、筆者の仰天はさらにエスカレート。なんとこの後、10分程度の休憩をはさんで、

「じゃあちょっと、立って動いてみましょうか～。」

まさかの、立ち稽古開始です！！

今回区民劇団員をリードしてくださる吉本所属の方々も、真剣な表情で稽古に臨まれます。

その姿を見てさらに気が引き締まる劇団員のみなさん。いよいよ、出番です！

下は小学校低学年から、上は？？？歳まで、全員が立ち稽古にド緊張！？　それでも最後はみなさん「楽しかった～！」と笑顔で稽古を終えられました。

そんなみなさん、迎える本番は2024年3月30日（土）。劇団員のみなさんから、熱いメッセージです！

劇場での観覧は無料ですが、お申し込みの上抽選となります。詳細はFacebook投稿でご確認いただけますよ。

東京都地域おこし事業by Bsよしもと（＃劇団よしもと葛飾座）

観覧お申し込みはこちらです。

第8回 劇団よしもと葛飾座 観覧申込

また、公演後無料配信も開始となります。ぜひ区民劇団員の勇姿をその目でご覧くださいね。

というわけで本番を迎えるまで、筆者がしっかりレポートさせていただきます。密着取材vol.2をどうぞお楽しみに！

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