【葛飾区】こんなところに新店発見! 西亀有「Ramen 金碧(きんぺき)」で”淡麗系”ラーメンをいただきます!
12月のはじめ、やっと冬らしい気温になってきたころ。
とはいえ気持ちの良いお天気のある日、曳舟川親水公園に沿ってのんびり自転車を走らせていました。
と、そこに見覚えのないお店発見?
真っ青な外壁、確実に筆者、初めて目にします。いったいここは!?
2025年10月10日(金)オープン「Ramen 金碧」
建物自体は以前からあったはず…しかし、こんな様子ではなかったよね?
お寿司の「貴和鈴」さんのお隣です。
「金碧」「菅野製麺所 特製」、黄金色の看板には、どんぶりらしきイラスト…。
なんと、ラーメン屋さんができている!?
店頭の掲示板に、オープン告知のポスターがありました。どうやらこちら、10月にオープンされたばかりのお店のようです。
「Ramen 金碧(キンペキ)2025年10月10日(金)オープン」
ブランド鶏や豚骨、ムール貝、野菜、キノコ等の豊かなうまみを引き出した淡麗スープに、細ストレート麺を合わせたラーメン…う~ん、おいしそう。
ちょうど、ランチを何にしようか迷っていた筆者。そのまま、足はお店にす~っと吸い込まれていきました…。
見た目も味も美しい… 「金碧」の淡麗ラーメン
カウンターのみの店内は結構コンパクト。
しかし店名の通り、インテリアは深い碧色に金のアクセントが輝き、とってもシックです。
入ってすぐの券売機でチケットを買い、着席。
「いらっしゃいませ」とお店の方が…と、あれっここビストロなんだっけ? ラーメン屋さんのイメージとは真逆のいでたちです!
TシャツにGパン前掛け、ではなくパリッとしたシャツに、前掛けは前掛けでも「サロン」と呼ぶのがふさわしい。
メニューには「ノーブル」「シグネチャー」「クラシック」と、レストランのコース料理のようなネーミングが並び、限定メニューは「ブレゼ(フランス料理の調理法)ごはん」やポルチーニ茸、ムール貝…。
これはもう、ただのラーメン店ではありえない。ドキドキしながら待つことしばし。
「Ramen 金碧」の一品と、いざご対面です!
美しさとおいしさにうっとり…これが「金碧」の淡麗ラーメン!
「お待たせしました。」
と、やってきたそのどんぶりに、筆者目が釘付け!
なんて美しい…これ、ホントにラーメンですか?
筆者が注文したのは、「塩ラーメン クラシック」。最もシンプルなラーメン…のはずなのですが、
澄んだ黄金色のスープ、梳られたブロンドヘアのような麺、真っ赤なトマトと鮮やかなグリーンは、ディル。
…ディル?? ラーメンなのに??
と、いろんなハテナをとりあえず脇にやり、まずは味わってみましょう。
澄んだスープを一口、するとまず広がるのは芳醇な香り。単なる「塩」ではないその味わいは、複雑すぎて筆者にはもう説明できません(汗)。
数種のブランド鶏、豚骨、数種の香味野菜、三陸産ムール貝、数種のきのこを低温からじっくり煮出したスープ
※公式サイトより引用
なんと…道理でこのふくよかさ!
筆者注文の「塩」は、さらにフランス・ゲランド産はじめ数種類の塩をブレンド、なおかつブルゴーニュの白ワインで仕上げたという、こだわりぬかれた塩スープ。
もちろん、うま味調味料などは一切使われていません。う~ん、おいしい。
麺は細めのストレート麺。つるんと一口…おぉっ。本当につるつる!
こちら、創業昭和24年という大田区の老舗「菅野製麵所」の麺だそうです。小麦の味わいもしっかりと、とにかくこののど越しがたまりませんね。
これが先ほどの塩スープと、実によく合います。あっさりしつつも、あっさりすぎない。麺のポテンシャルのせいでもあるんでしょうね。これはおいしいなぁ…。
と、ここで先ほどのトマトとディルを、一緒につるん。すると!
あま~~い!! これは間違いなく、トマトの甘み。そこにディルのさわやかな香りが駆け抜けて、ラーメンが一気にフレンチの一品に!?
「それは、セミドライトマトなんですよ。」やっぱり! すごく甘くてびっくりです。
でも野菜本来の甘みなのでまったく嫌味はなく、むしろ塩ラーメンをワンランク上の料理に引っ張り上げてくれた感じ。
これが「金碧」の”淡麗ラーメン”なんですね!
さてそれではお楽しみ、チャーシューをいただきましょう。
定番の塩ラーメンには、豚バラのチャーシューがトッピングされています。
ホロホロのお肉に、脂身があま~い…あっさり塩ラーメンにベストマッチですね。
タマネギのシャキシャキも、メンマの深い味わいも、すべてが完成された一品。いや、本当においしかった…「塩ラーメンクラシック」ごちそうさまでした!
こうなると、醬油だってぜったいタダものじゃないはず。これは、リピート確定ですね。
店舗情報は各SNSでご確認いただけます。
実は有名ラーメン店店長経験者と元エンジニアの幼馴染コンビが作ったという、すてきなドラマをお持ちの「Ramen 金碧」さん。上記SNSでも、その経緯が紹介されていますよ。
西亀有の新たな名店の誕生、おめでとうございました!
場所はこちらです。














