【葛飾区】老舗人形店がまさかの転身!? 青砥駅前「人形松菊」におどろきの看板が出ています!
実は伝統工芸の街でもある葛飾区。
区内には江戸べっ甲や木彫刻などの美術工芸品から、棕櫚たわしにおろし金といった日用品に至るまでさまざまな伝統産業が根付いています。
そんな伝統産業のひとつである人形。その老舗に大きな変化が起きていました…!
消えた「人形松菊」の看板 そこに見たものは!?
青砥駅前に昔ながらのたたずまいを残している、創業明治15年という老舗「松菊」さん。筆者も以前、お邪魔していました。
このときはちょうど3月で、店内外に美しいおひなさまがたくさんいたんですよね。
ひな人形を飾る時期はとっくに過ぎた筆者ですが、その美しさにうっとり見入ったものです。
そんな「松菊」さんの前を久々に通りかかった先日。
筆者、なんとなく違和感を感じて立ち止まりました。
あれっ??
店舗上部に大きく「人形松菊」と書かれた看板が出ていたのに、なくなってる? しかもその下に見えるのは…、
もしかしなくても「Cafe」って書いてますよね!?
え~っ一体どういうこと!? ついこの間まで以前と変わらないたたずまいだったはずなのに…。
店頭のウィンドゥにはしっかりと「COFFEE¥350」のポスターが。
ガラスの反射でよく見えませんが、覗けた店内はすっかり喫茶店の様相。ちょっと昭和感漂う雰囲気の良さそうな喫茶店です。
コーヒー、飲んでいこうかな…と思ったら入り口ドアに「予約制」の文字発見。
これは、どういうことかな? 喫茶利用が予約制なのか、それともお人形に関することが予約制なのか…判断がつきかねた筆者。今日はいったん帰って後日、問い合わせてみることにします。
ウィンドゥにならんだ和装小物やお人形には値札が付いています。そして店舗横の掲示板の上には「市松人形 松菊」の看板も。
完全に人形店をやめてしまったわけではないみたいですね。
とにかく謎が多すぎる「松菊」さんの転身劇。後日お邪魔して、お話をうかがいたいと思います。
看板だけが横文字に掛け変わりつつも、かわらぬ老舗のたたずまい。
「松菊」さんの場所はこちらです。