【葛飾区】週明けからいよいよ冬本番! のその前に…冬支度の「堀切菖蒲園」を散策
ホントに今12月なの? という陽気が続いた2023年の12月初旬。ですが、そろそろ冬も本気を出してくるようです。
あと数日は最高気温20℃前後の日が続くようですが、12月18日(月)からは一気に10℃前後へ急降下、という予報が出ていますよ。
まだ温かい今のうちに、冬支度を整えておかなくっちゃですね!
今だけの風景を楽しむ…冬支度の「堀切菖蒲園」
さて、そんな秋晴れ(12月ですが…)のある日、ちょっと足を延ばして堀切菖蒲園へ。
この時期、何も見るものなんてないんじゃないの? とお思いでしょうが、実は筆者この時期の風景も好きなんです。
ほら、もうすでに冬の風物詩が…「雪吊り」です。
雪が積もって枝が折れたりするのを防ぐためのものです。昔のヨーロッパ貴族の「クリノリン(スカートを膨らませるための骨組み)」みたいですよね。
園内を進むと、さらにあちこちで冬の装いが見られますよ。
「こも巻き」を施された園内の木々。おなかを冷やさないように腹巻を…しているわけではありません。
これは害虫対策なんだそうですよ。でもなんだか、腹巻みたいでかわいいですよね。
そしてその極めつけはこちら!
なんだっこれは~~~! と思ったら、完全にラッピングされた「ソテツ」でした。ソテツは寒さに弱いため、こちらは見た目通りの防寒対策です。
あったかそうですが、ユニークすぎる外見はなんだか笑いを誘われてしまいますね。
さて、さすがにこの時期は花もなくて、ちょっとつまんないよね~…と思われたそこのアナタ。この時期にこそ鮮やかに色づくものがありますよ。
青空に映える鮮やかな赤。
お正月飾りでおなじみの「ナンテン」や「センリョウ」はこの時期、鈴なりのかわいい小さな実が真っ赤に色づきます。
冬の堀切菖蒲園には、今だけのほっこりする光景がいっぱい。お天気のいい日には、ぜひお散歩されてみてはいかがでしょうか。
場所はこちらです。