【葛飾区】惜しむ声続出…立石の関所「もつ焼き 江戸ッ子」2023年7月、閉店へ
再開発工事のスタートを目前に控えた京成立石駅北側。
古いお店が立ち並ぶこの界隈の移転・閉店のニュースは、とりわけ広まるのが早いですね。
閉店のお知らせが出るや、瞬く間に葛飾区中を駆け巡ったのがこちらのお店。
「もつ焼き 江戸ッ子」さんです。
ついにこの一画にも閉店の波が…と誰しもが思ったことでしょう。立石でセンベロといえば外せない「吞んべ横丁」は、もはや観光スポットと言ってもいいほどの場所。
その中でも「関所」を名乗る「江戸ッ子」さんは、連日明るいうちから行列ができる名所中の名所です。
筆者も閉店を知ったのは6月下旬。どうせお知らせするならぜひお店にお邪魔して…と思ったのですが、残念ながらなかなか機会に恵まれず、先日開店前の店頭の様子のみ写真に収めてきました。
店頭には、閉店のお知らせが張り出されていました。
手書きされたとてもていねいな文章。ママさんの想いが一文字一文字に込められている、そんな心のこもったご挨拶です。
50年間、立石の呑んべぇ文化を支えてこられたんですね。本当にお疲れさまでした。
とはいえ、文中には「今後は若い二人がやっていきます」との言葉も。「江戸ッ子」さんの灯はまだまだ消えないということですね。うれしいです!
閉店日は2023年7月29日(土)。
お馴染みさんがゆっくりお別れできるよう、筆者はできるだけ早めにお別れをしに行かなくちゃ。
いとおしさすら覚える、立石のこの風景。お別れも、もう間もなくです。
しっかりとこの目と心に刻んでおきたいと思います。