【葛飾区】高架下がもっと楽しく生まれ変わる! 気になるワード「ぽちかめ」っていったい何!?
先日からお伝えしている、JR線高架下にオープンした「オリンピック亀有店」のニュース。
もうみなさん、おでかけされましたか?
記事の写真を撮った時、筆者ずっと気になっていたことがあったのです。
それは、こちら。
駐車場入り口の大きな案内看板。この上部に注目していただきたいのですが、謎のマークとワードが描かれていますよね??
「ぽちかめ」???
全く聞いたことがないんですけど!
マチ・ヒト・コトをつなぐ「ぽちかめ」計画
とりあえず「ぽちかめ」でリサーチを…と思ったのですが、この写真を撮った時点では何もヒットしませんでした。
それもそのはず。こちらに関するプレスリリースが発表されたのは2023年2月27日(月)。
なんとこの「ぽちかめ」、株式会社ジェイアール東日本都市開発が手がける高架下の再開発プロジェクトだったんです!
常磐線 亀有~綾瀬駅間高架下が「ぽちかめ」に生まれ変わります!
■ 地域の皆さまの心地よいくらしづくりに寄与する環境整備の一環として、常磐線 亀有~綾瀬駅間の全長約800mの高架下空間を順次開発する計画(以下「本計画」)を進めてまいります。
※ホームページより抜粋
プレスリリースによると、コンセプトは「ポケレス」×「パス」のある街とのこと。
え、難しい横文字が(汗)。一体どういうこと?
“ポケレス”は「小さなたまり場」、“パス”は地域住民のための新たな「抜け道」を指します。
本計画地の周辺にある近隣住民コミュニティを活かし、また南北に行き来しづらいことで利便性が低く交通の往来が限定的という地域の課題を解決するための “ポケレス”と“パス”の創出により、本計画地がマチ・ヒト・コトを繋ぐ中”繋”地の役割を果たします。
※プレスリリースより抜粋
なるほど、要するに高架下を、みんなが集ったり散歩したりできる憩いの場にして、線路の南北をつなげようというプロジェクトなんですね。
ちなみにこの会社は、ジェイアール東日本が所有する鉄道用地や駅周辺、高架下などの開発や、駅ビル等の運営を行う会社です。
ところで、「ぽちかめ」の名称は、「さんぽみち」と「かめあり」を組み合わせてできたものなんですって。
「オリンピック亀有店」のオープンは、この「ぽちかめ」計画の第一歩だったんですね。知らなかった~。
今後このプロジェクトによって、殺風景だった高架下が明るく楽しい場所に生まれ変わっていくんですね。これはとっても楽しみです。
これからの亀有が「ぽちかめ」でどんなふうに変わっていくのか、目が離せません!
地図は「ぽちかめ」内にオープンした「オリンピック亀有店」です。