【葛飾区】カップ一杯の感動を! 夢は「居場所」としての喫茶店 高砂「灯八(トーハチ)」その2・大志編
情報提供をいただいて、高砂に新しくできた喫茶店「灯八(トーハチ)」さんにやって来た筆者。
おいしいモーニングをペロリと平らげて、そのコーヒーのおいしさに驚愕。オーナーさん、秘密っていったい、なんですか!?
カップ一杯の感動を、どうぞ高砂で
「カップの底に、豆の粉が残ります。」と最初に聞いていたとおり、飲み終えたカップには…。
このように、確かに豆の粉が残っています。
しかもこのコーヒー、なんだかものすごくまろやかでコクがあって、ちょっとただモノではない。
分からないことは訊くのが号外NET葛飾区! というわけで、オーナーさんに詳しくお話をお伺いします。
「私が会社勤めをしていたころ、仕事の合間に喫茶店でコーヒーを飲むのが楽しみで。そのころ出会ったのが『トーアコーヒー』だったんです。」
「灯八(トーハチ)」さんで出されているのは、スペシャルティコーヒーを扱う「トーアコーヒー」さんのコーヒー。喫茶店を出すにあたり、ご自身で直接ご相談されたそうですよ。
「このコーヒーは、ドリップではなくてフレンチプレスという方法で淹れるんです。」
と、見せてくださったのはなにやら「むぎゅっ」とする装置の付いたポット。あれ、これって紅茶とかで使うやつじゃないですか?
「そうなんですよ。これでプレスして淹れることで、実は豆に含まれるオイル分が全部コーヒーに抽出されるんです。」
オイル分? そうか、飲んだときに感じたコクとまろやかさはそのオイル分なんですね!
「トーアコーヒー」さんのホームページには、こんな説明文がありました。
本当に美味しいコーヒーは、良質なオイル分を含みます。
このオイル分にはまろやかな旨味が含まれており、ベルベットのようななめらかな舌触りや豊かな風味特性、香りを感じさせてくれるものです。
この旨味を逃さず味わっていただくために、トーアコーヒーでは良質なオイル分をそのままコーヒー液に抽出できる金属フィルターもしくは化繊フィルターの使用を提案しています。
※ホームページより引用
その最適な方法として提案されているのが「フレンチプレス」なんです。
そのようにして淹れるため、豆の粉がカップにも残ってしまうそうなんですが、それこそが美味しさの秘密なんですね♪
というかそんな贅沢なコーヒーが450円でいただけちゃうなんて…コーヒー好きのみなさん、これを見逃すなんてもったいないですよ!
人が集まる場所を創りたい…夢はこれからの喫茶店・灯八
30数年間の会社勤めののち、「勤め人として会社だけしか知らないで一生を終えるなんてつまらない」と、このお店を始められたオーナーさん。
さらにお話を伺っていると、こんな夢を語ってくださいました。
「実は、社会福祉にもとても興味があって。灯八は喫茶店ですが、そういうことにも役立てていけたらと思っているんです。
たとえば障がいを持つ方の職業訓練として、このお店を使っていただいたり、子ども食堂を開いたり。お年寄りも多いところですし、ここがいろんな方々の居場所のようになればいいなと思うんです。」
なんてステキな夢なんでしょう!
「喫茶店を出すのが夢だった」では終わらないことに、筆者ちょっと感動してしまいました。
ランチもカフェメニューも、皆さんのご意見を伺いながらどんどん新しいものを考えていきたいと、目を輝かせながら話す姿は、まるで少年のよう。
夢はまだまだこれから、できたばかりの「灯八(トーハチ)」さん。高砂の町で、たくさんの方に愛される「居場所」に、きっとなられることでしょう!
店舗情報はInstagram公式アカウントでご確認ください。
地図はこちらです。
ステキなお話とおいしいモーニングを、ありがとうございました♪