【葛飾区】新店ハントに行ってきます♪ vol.78 亀有ゆうろーど「高橋園」に行ってみた!
今日の新店ハントは亀有でランチ♪ 先日オープンしたあのお店に行ってきますよ。
とはいえ、実はずいぶん悩んでいるんです…だってランチの定食、ぜんぶ食べたいんですよ!
なんて優柔不断な筆者に、とってもうれしい出来事がありました。亀有ゆうろーどのあったかさも一緒に、新店ハントをお届けします。
店名を引き継ぎ新たなステージへ 亀有「高橋園」
2025年7月18日(金)、亀有ゆうろーどの老舗日本茶店が生まれ変わりました。
”居酒屋以上、割烹未満”がコンセプトの和食店に変身を遂げた「高橋園」です。
こちら単純な新店オープン、ではありません。
筆者が注目していたのは、このお店ができた背景。
おばあ様、お母様が営まれてきたという由緒あるお茶のお店。その店名をそのまま引き継ぎ和食店に、というオーナーさんの心意気…!
というわけで、今回の新店ハント、非常に気合が入っております。では、さっそくお邪魔しましょう。
入り口を開けると、すぐにちょっとすてきな暖簾が。ちらりと覗いてみると…、
あら、こちら個室スペースになってるんですね。隠れ家っぽくてちょっとすてき♪
あらためて、奥へと足を踏み入れます。
カウンターがメインの店内はなぜか狭苦しさを感じない、居心地のよさそうな空間。
もとお茶屋さんらしく、カウンター上にはお茶道具も置かれています。
うん、上品にしてかわいいですね。
「いらっしゃいませ」と迎えてくださったのは、オーナー高橋さんです。
「ランチは定食が4種類、ドリンクが付きますので、お選びくださいね。」
と、出されたメニューがこちら。
そう、筆者はこれを悩んでいたんです。全部おいしそう。もう、どう選んでいいかわからない!
「一番人気は『銀鮭いくら定食』ですね。」とオーナーさん。じゃあそれで…と言いかけたところ、
「私たち、銀鮭いくらと文化さば頼んでるんで、写真撮るならどうぞ♪」と、天の声が…。
先客の2名さまが、悩む筆者に声をかけてくださったんです。なんと、ありがとうございます!!
というわけで、お客様のお許しをいただき撮影させていただきました。
ど~ん! お皿からはみ出す文化さば、そしていくらがてんこもりの肉厚な銀鮭。
どちらもすごい迫力です。本当にありがとうございました!
やっぱり撮るだけじゃなくて食べたいなぁ(笑)。なんて思っていたらほどなく、筆者のランチもきましたよ♪
ランチでいただく割烹の味「三元豚角煮」に舌鼓
「お待たせしました」
と、やってきた筆者の本日のチョイスは、こちらでした。
やっぱりぶ厚いお肉を食べたい!「大麦三元豚角煮定食」です。
ちなみに定食には、ごはん、みそ汁、小鉢とご飯のお供三種が付いてきますが、このどれもが秀逸で…いや、まずはメインからご紹介しましょう。
ご覧くださいこの分厚さ。なのにお箸で、スッと切れる。ていねいに調理されている証拠です。添えられた柚子胡椒を乗せて、いざ実食!
わぁ…これは、初めての味わいかも!
この色味の薄さ、初めから「おっ?」と思っていたのです。角煮というとやっぱり、甘辛こってりなイメージですよね。
それが見事にひっくり返りました。ものすご~く、あっさり!
だけでなく、脂のコクや旨味だけがギュッと詰まっている感じ。味付けがやさしいので、逆にお肉の味がダイレクトにやってきます。これはひとえに、お肉の良さと調理の確かさのなせる業。
うわぁ~、おいしい!
このお肉をさらに引き立てるのが、やっぱりごはん。
「今日のお米は秋田県の『サキホコレ』です。お米マイスター厳選の、その時いちばんおすすめのお米をお出ししているんですよ。」
しっかりと噛み応えのある粒立った食感、噛みしめるほどに感じる甘みが、大麦三元豚にベストマッチ。
お味噌汁もお浸しも”ご飯のおとも三銃士”も実に美味しかった。いや~大満足!
上等の定食には上等のデザートを…「竹炭のバスクチーズケーキ」
さて、おなかもいっぱいになったし…と、普段なら言うところなのですが。
見つけてしまった「竹炭のバスクチーズケーキ」。…というわけで、そのままおやつタイムに突入です。
おぉ、黒~い!
しっとりコク深い竹炭バスクチーズケーキ、しつこくないのは竹炭のおかげでしょうか。角煮定食を平らげて満腹のはずでしたが、ぺろりといただきました!
「デザートまで召し上がっていただいて、ありがとうございます。」
とオーナー高橋さん。少しお話を伺ってみました。
「長年地域の方々に親しまれてきた歴史と想いが込められていると感じました。」
と、「高橋園」の店名を受け継ぐに至ったお気持ちを語ってくれました。
「店名を継承することで、その流れを大切にしながらこれからの新しい一歩を踏み出したいなと、そう思ったんです。
この場所で生まれ育ち、たくさんの方のお世話になりながら開業の日を迎えられました。 してもらったものをこの街、人に少しずつ恩返しを出来ればと思います。」
生まれも育ちも亀有という高橋さん。これからの亀有ゆうろーどの、力強い担い手が誕生しましたね。
「夜は、『和牛ブリスケと九条ネギの一口すきやき』『そばがきと炭焼鴨南蛮』など、専門店でないと食べれないものを”手の届く贅沢おつまみ”としてお出ししていますので、ぜひお酒の席にもご利用くださいね。」
はい、近々またお邪魔したいと思います! 満面の笑みの高橋さんに見送られ、筆者も大満足でお店を後にしました。
「高橋園」さんの店舗情報は、Instagramでご確認いただけます。ご予約もDMから受付OKですよ。
場所はこちらです。
亀有への熱い気持ちでオープンされた「高橋園」さん、これからも末永く亀有を盛り上げてくださいね!